エンジニア。日本DEC、マイクロソフトを経て、Googleに在籍。
2012年1月にNHK プロフェッショナル 仕事の流儀に登場(第189回 及川卓也(2012年1月23日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀)。
2012年5月に、はてなダイアリーの内容が書籍化。
挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained. (インプレス選書)
最近ネットを見ていると要件定義入門的な記事が目についたので思ったことを書いてみる記事。ITシステム開発における要件定義に関するあれこれ。目次 要件定義に関するおすすめ書籍 その要件定義は必要か 要件は決められるのか 要件定義をすることがルールで定められているから要件定義をする必要がある 要件は定義できるのか 現行の業務マニュアルをベースに要件定義をするつもりのあなたへ 現行システムをベースに要件定義をするつもりのあなたへ 外部業者を呼ぶ前に考えるべき事 どこから外注するかを考える 要件定義の作業期間を見積もる 要件定義に関するおすすめ書籍 この後に何度も引用することになると思うので、最初に要件…
プロダクトマネージャーのしごと 第2版 ―1日目から使える実践ガイド作者:Matt LeMayオライリージャパンAmazon 自分のできることを増やしていかないとなと思っていたところに出てたので読んでみた。 目次は以下。 1章 プロダクトマネジメントの実践 2章 プロダクトマネジメントのCOREスキル 3章 好奇心をあらわにする 4章 過剰コミュニケーションの技術 5章 シニアステークホルダーと働く(ポーカーゲームをする) 6章 ユーザーに話しかける(あるいは「ポーカーって何?」) 7章 「ベストプラクティス」のワーストなところ 8章 アジャイルについての素晴らしくも残念な真実 9章 ドキュメ…
はじめに こんにちは、2023/05 にプロダクトマネージャーとしてクラスターにジョインした Smith です!入社ブログを書こうと思ってサボってたらテックブログを書く機会を頂きました、因果応報! この記事では掲題の通り、クラスターのプロダクトマネージャー組織についてお伝えしようと思います。本記事を通じてクラスターのプロダクト開発のリアルな課題や、プロダクトマネージャーチームがどんなチームかについて少しでも伝われば幸いです。 はじめに プロダクトマネージャーってなに? 「cluster」というプロダクトの複雑さ どうしてこうなった? - 増えていく複雑性 クラスターの PM - 個の力は強いが…
先日、ソフトウェア品質シンポジウムの予習のために狩野モデル(Kano Model)に関係しそうな文献を読んだブログを書きました。 mejiro8.hatenablog.com その後、X(旧Twitter)の他の方の投稿を見ているうちに、品質のライフサイクルに興味が湧いてきて、文献から得た内容のまとめと、自分の想像を書いてみたという記事です。 ※「魅力的品質」「魅力品質」、両方の表記が考えられますが、ここでは「魅力的品質」で統一します。 ----- 2023/08/29追記 ここから ----- X(旧Twitter)で、素晴らしい記事を教えていただきました。 「品質のライフサイクル」について…
今年もソフトウェア品質シンポジウム (SQiPシンポジウム)の季節がもうすぐ。今年2023年の基調講演は「Kano Modelから品質について学ぶ!」。 開催概要・申込み | ソフトウェア品質シンポジウム 2023 せっかくなので予備知識をつけて聞きたいと思い、狩野モデル(Kano Model)に関係しそうな文献を読んで、少し予習をしてみました。 読んだ文献→気づいたこと・考えたこと、の順序でメモしてみます。 読んだ文献 昔読んで、再度読み直したものも入っています。 一部例外はありますが、ほとんどが、狩野 紀昭さんの論文・雑誌記事です。 魅力的品質と当り前品質 狩野 紀昭, 瀬楽 信彦, 高橋…
ま、プロダクトマネージャーってのはIT業界だけの特別な職種ではあるわけですが、最近、講義のプロダクトマネージャーが注目されています。 というわけで、私は厳密にはProduct Managerではなかったのですが、Product Managerを目指して社内移動しようとしていました。 プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで 作者:及川 卓也,小城 久美子,曽根原 春樹 翔泳社 Amazon プロダクトマネジャーの教科書 作者:Linda Gorchels 翔泳社 Amazon 歴史的には、GoogleのAPM programが有名…
初めまして。ゼネットの山﨑です。 IT未経験で入社し、研修3ヶ月目になります。 まだIT業界、ましてキャリアについて理解が浅いです。 そこで将来のイメージを得るため、「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス~テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド~」を読んでみました。 本の紹介 感想 ①上司に上手く管理される方法 ②自己診断リストで自分の現状を知る おわりに 参考文献 本の紹介 エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド 作者:Camille Fournier オライリー・ジャパン Amazon 著者:Camille…
はじめに こんにちは。メディアドゥ新卒3年目でジュニアエンジニアをしている大森です。 メディアドゥでは、福利厚生として書籍購入の補助制度があったり、定期的に輪読会を開催していたりと、エンジニアが技術書を使って学習しやすい環境が整備されています。 今回は新卒3年目がこれまでに読んだ技術書の中でも特におすすめの本について、タメになった点や業務に役立ったエピソードを交えつつ紹介していきたいと思います。
はじめに 今年の4月に急遽プロダクトマネージャーをやることになり、そもそもプロダクトマネジメントとは何かを言語化できていなかったので手当たり次第に本を読んでインプットをした。そのとき読んだ本のざっくりまとめを書き残しておく。 プロダクトマネジメントのすべて 最初に読んだ本。多分この本が無かったらかなり迷走していたと思う。 この本は、プロダクトマネジメントを網羅的に学ぶには適していて初学者に一番おすすめできる本だと思う。とはいえ、各フェーズごとに具体的な手法を学びたい場合は、別途専門書を読む必要があって1冊で詳細まで網羅できるというわけではない。 説明には、図がたくさん使われているので、これまで…
これまでは独学でやって来たけれども、他でも通用するようなPdMとしてのスキルが身についているのかというのが自分でも懸念としてはある。 セルフチェックのためPdMの採用面接の想定質問に答えてみる、という自己分析をやってみた。 今の自分の仕事はなんなのか? プロダクトチームの最新状況 想定質問に答えてみる 質問への答え方 プロダクトのコア プロダクトのTAMをどのように考えますか? プロダクトのWhy プロダクトが対象とする業界の情報をどのように入手していますか? プロダクトのWhat プロダクトの利用拡大のためにとった施策を教えてください 顧客がプロダクトをいつ使うのかどう分析して来ましたか? …
masayuki14(ver 0.41.0)がリリースされました。更新内容は下記のとおりです。 マイナーバージョンが上がって、41歳になった。ここ数年は年齢だけが上がるだけで自分自身は何にも変わっていないという感覚である。 30歳になった頃は、ついに30代に突入してしまった、など感傷的になっていた気がするが、最近は何も感じない。年齢が上がることよりも、子が大きくなっていくことへの喜びと、何とも言えない恐怖みたいなものを感じる。なんだろうこれは。 誕生日に食べたピザが美味しかった。 久しぶりに知人の経営者達と飲みに行く機会があった。近況報告も兼ねていろいろと話ができてよかった。四十にして惑わずと…
Software Design 2023年6月号を読んで、ちょこっとずつ感想を書いてます。 gihyo.jp いつも参加しているSoftware Design輪読会に向けての予習でもあります。 softwaredesign.connpass.com 第1特集 正しく理解したい クリーンアーキテクチャとは何か? 開発に活かせる設計のエッセンスを探る 第1章:クリーンアーキテクチャの背景 ブログ記事、書籍、時代背景から用語の意味を押さえる ......田中 ひさてる 有名な円の絵ですが…わかるようなわからないような…でした。 依存関係をユースケースから外側へ…というのが主張らしいです。 MVC、そ…
今後のキャリアパスを考える参考に読んだので簡単に感想をば。(読んだのは2ヶ月前だけど...) 2018/9/26 Camille Fournier (著), 及川 卓也(まえがき) (その他), 武舎 広幸 (翻訳), 武舎 るみ (翻訳) https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873118484/tsunotsuno-22/ あらすじ 本書は、技術系マネージャーとそれを目指すエンジニアに向けて、IT業界の管理職に求められるスキルを解説する書籍です。テックリードからCTOになった経験を持つ著者が、管理職についたエンジニアが歩むキャリアパスについて…
NTTコミュニケーションズでエンジニアとして勤務する傍ら、ポッドキャスト『fukabori.fm』配信やさまざまなイベント登壇など、幅広く活躍されている岩瀬義昌(@iwashi86)さん。意外にも、新卒でNTT東日本に入社した際は現在のような多忙なキャリアを描いておらず、「無理せず生きていきたい」と思っていたそうです。 入社して5年ほどたったときに成長に頭打ちを感じ、「本当に自分はこの道を歩みたいのか?」と悩んだ岩瀬さん。なぜ転職ではなく、NTTグループ内での転籍という道を選んだのでしょうか。 その選択で得た刺激、デブサミで受けた衝撃、意外な人事部への異動……。「日本のIT業界を変えたい」とい…
IT業界の中でSaaS(Software as a Service)業界が注目を集めています。 SaaS企業に転職・就職を考えている人、SaaS企業に入社した人、SaaSについてもっと勉強したい、理解を深めたい人におすすめの書籍・本を紹介します。 営業(セールス)・マーケター、カスタマーサクセス、PM(プロダクトマネージャー)だけでなく、事業責任者や経営企画の方にも大変参考になる書籍・本ばかりです。 発行日が新しい順に載せていますので、興味のある本から数冊ピックアップして読むと良いでしょう。 SaaSの科学 SaaSビジネスにおけるデータ分析 増補改訂版 カスタマーサクセス実行戦略 PLG プ…