反皇室闘争を目的とする日本の新左翼グループの一つ。
1984年、昭和記念公園開園反対闘争をしていた新左翼系評論家菅孝行が呼びかけ人となって結成された。天皇制に反対する理由は不明だが、当時は昭和天皇在位60年式典や昭和天皇大喪の礼、今上天皇即位の礼など、皇室関連行事が目白押しで、反天連はこれらの式典への反対を主張し活動を行った。
反皇室闘争そのものは中核派や革労協などの有力新左翼党派も手がけ、それに関連するテロ事件も起きているが、反天連はこれらとは一線を画し、統一共産同盟などの中小党派やノンセクト・ラジカルの活動家を糾合して反天皇制闘争に関する様々な活動を繰り広げた。