フジテレビ系ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズの登場人物。
堺雅人が演じる主人公。
39歳。偏屈、毒舌、皮肉屋、気分屋、浪費家、人格破綻者だが、訴訟の勝率100%の敏腕弁護士。
http://www.fujitv.co.jp/legal-high/chart/index.html
あらゆる訴訟を勝利に導いてきた駆け引きと策略の天才。勝利こそ全て。「勝った者が正義だ」、「訴訟はゲーム」と言ってはばからない。
東京から遠く離れた、過疎化が進む地方都市出身。父親は地元だけでなく、中央法曹界でも一目置かれる法律家だったが、家庭では尋常ならざる暴君だった。
幼いころから父親から過度に厳しく教育されたが、ことごとく反発。一度も受験勉強をすることなく、三流大学の法学部に進学。法学部に入ったのは、反発しながらもどこか父親の背中を追っていたからかもしれない。大学3年生の時、思い立って司法試験の勉強を始め、在学中に一発合格して弁護士になる。
かつては三木長一郎が運営する三木法律事務所に所属していたが、違法すれすれか違法そのものの手法、法外な弁護料を要求する傲慢(ごうまん) な態度など問題が絶えずクビに。
得意先の大手企業を多く引き連れて独立し、豪華な住居兼個人事務所を設立。投資でも成功、高額な顧問弁護料もあり、働かずして不自由のない生活を手に入れる。
つまらない依頼は法外な弁護料をふっかけて追い返す、悠々自適の生活。金銭と名誉と女性をこよなく愛し、当然のことながら、業界内での評判は最悪で敵だらけ。
しかし、その破天荒で傍若無人な振る舞いの裏に、本当の正義や悪に対する鋭いまなざしがあり、その本質を揺るがすものと徹底的に闘うという価値観が、彼を突き動かしていく。
「弁護士は決して人々の人生を左右する存在ではなく、ただ依頼人の利益のために働くことしかできない」、「判例に頼るな、判例を作れ!」が信条。![]()