「パオ・セヤドー叢書」はすなわち、パオ・セヤドーご本人の著作の叢書であり、中国語訳を主とする。セヤドーの著作は、三蔵の説明に重きを置き、その解釈されたものはすべて、古代の註疏及び現代の人々の佳作であるが、内容は戒・定・慧から離れる事が無い。 「禅師(パオ・セヤドー)弟子叢書」は、禅師(著作)から学んだ弟子の叢書で、叢書として出版されたものは、パオ・セヤドーの著作の主体から離れる事無く、同時に三蔵聖典を解釈する事を通じて、修行の助けとするものである。 言い換えれば、上記二種類の叢書は、すべてパーリ三蔵を解説する為の叢書である、と言える。 この時代において、三蔵聖典を伝承する事は、非常な困難を伴う…