東京大学の附置研究所の一。
史料編纂所は、「日本に関する史料及びその編纂の研究、並びに研究成果による史料集出版を行うことを目的とする」(「東大規則」第73号「東京大学史料編纂所規則」)東京大学の附置研究所です。 明治以来の史料蒐集並びに研究の蓄積を背景に、現在では日本史の研究の最大の拠点の 一つであると同時に、国内外の研究者その他に対する所蔵史料の公開、史料集の出版、 そしてデータベースの構築・公開を通じて、歴史学の発展や一般への知識の普及に大きな 役割を果たしています*1。
*1:http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/intro.html
水曜日。11:50「ぽかぽか」トークに向井理&上白石萌歌。「徹子の部屋」に笹野高史。夜10時「NHKアカデミア」はMIKIKO(後編)。夜11時「あちこちオードリー」[TVer]に森三中黒沢・銀シャリ橋本・ザ・マミィ。 夜6:10-6:50 ★BSプレミアム『ふたりのビッグショー「鹿賀丈史・市村正親」』 “かつて劇団四季のオーディションで出合った鹿賀丈史さんと市村正親さん。久しぶりに同じ舞台に立ち、それぞれの俳優人生に大きな影響を与えたという歌を熱唱。さらに、ジョン・レノン、井上陽水の世界を歌う。「Stars」(「レ・ミゼラブル」から)、「ありのままの私」(「ラ・カージュ・オ・フォール」から)…
2019年4月9日(火)、財務省は新しい日本銀行券(紙幣)及び五百円貨幣を発行すると発表しました。このうち紙幣は2024年度上期を目途に発行され、新一万円券の表には渋沢栄一の肖像が掲載されるとのことです。ここでは、渋沢栄一に関する主な記事をまとめました。 栄一関連会社・団体・事業 渋沢栄一が暮らした「旧渋沢邸」、青森から東京・江東区へ里帰り…来年から一般公開を検討〔読売新聞 - 2023年9月17日〕https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230917-OYT1T50077/ 清水建設が技術革新の拠点の象徴として一般公開を検討 六戸町から都内に移築「旧渋沢邸」〔…
調査テーマによってはまだ紙のほうが強いものの、最近は各種アーカイブやデータベースがだいぶ強化され、以前は閲覧難易度の高かった資料にもアクセスしやすくなりました が、そんな便利な代物も、存在を知らなきゃたどり着けません。 ということで、役立ちそうなアーカイブ/データベースのリンク集を作成いたしました。
畠山総州家の守護代から身を興し、河内大和を支配して畿内屈指の実力者に成長した木沢長政は、将軍・足利義晴擁立を目論み細川晴元に反逆しましたが畿内で孤立。1542(天文11)年3月、政敵・三好長慶に太平寺の戦いで敗れ、敢え無い最期を遂げました。 長政死後、同年12月には、細川晴元と細川京兆家当主を争って敗れた細川高国の養子で喜連城(現大阪市平野区)主だった細川氏綱(高国の従兄弟・細川尹賢の子)が旧高国派の勢力を糾合して挙兵。摂津、和泉、山城では細川氏の家臣団が晴元派と氏綱派に分かれ、再び細川京兆家当主の座を巡って争いが勃発するのです。 如願寺(境内は喜連城の主郭想定地) 一方、大和では木沢長政によ…
「信長の正体」(本郷和人)を読んだ。 うーん、深い! 先日、著者の本郷さんから頂いた本である。東京大学の史料編纂所教授の著者はとにかく知識量が半端ない。生きる「大日本史」といっても言い過ぎではない。日本歴史上の人物を知り尽くした本郷さんが一番面白いと思う人物が誰なのか、素朴な疑問をぶつけたところ「織田信長」と即答だった。 「あっ、そうなんですか?」どれほど珍しい人が出てくるかとの期待と反して、王道中の王道に、驚いた。その時手渡されたものである。 小学生の頃、日本史が大好きだった。当時住んでいた茨城県の古河市というところは、縄文土器のかけらが近所の田んぼや畑のあぜ道に転がっていた。変わった文様を…
今年になって『川柳まつど』に投稿している。私の自宅から会場へは遠いので、投稿だけの会員。3月号から7月号まで、「宿題」(二人選・三句詠)と呼ばれる題が基本4つほど出る。「吐鳳」という柳名でそれに応募してとられた句を並べてみたい。 投句の成績は以下の通り。 3月号:宿題「天使」「どんどん」「デラックス」「出直す」。12句投稿で3句採。 天使:孫娘ちょっとクールで魅力あり AIは神か悪魔か友達か デラックス:ふさわしい器になって手に栄誉 4月号:宿題「前向き」「満満」「マネー」「守る」。12句投稿4句採。 前向き:深呼吸次の舞台へ新呼吸 暴走と妄想やめて奔走を 満満:人間の生老病死フルコース マネ…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 徳川幕府の鎖国政策とキリスト教弾圧には、宗教・健康そして安全保障上の正当な理由があった。 ・ ・ ・ 2023年8月5日 MicrosoftStartニュース PRESIDENT Online「進行すると鼻が落ちて顔が崩れる…家康は南蛮貿易で上陸した「性病」を恐れて遊女には近寄らなかった 本郷 和人 岳亭作『妓王』(写真=CC0 1.0/Wikimedia Commons) © PRESIDENT Online 教科書の年表に載っていることだけでは歴史の真実はわからない。日本史研究…
本郷和人著「怪しい戦国史」産経新聞出版刊 を読み終えた。著者は東大史料編纂所の教授で最近色々なマスコミにも登場している日本中世史の専門家である。 表題そのものが怪しいが、著者が産経新聞に連載中の「本郷和人の日本史ナナメ読み」というエッセイの一部を取りまとめたもので主に中世の歴史エピソードについて過去の常識的見解にとらわれず著者自身の見方を披露する形式になっている。 本の形式から論じる対象が幅広く、全てをここで取りあげる訳にもいかず第1章「戦いを決する兵力の謎」のなかで繰り返し出て来て私も以前から興味のある「兵種別編成」について書いておく事にした。 戦国時代などを扱う映画やTVドラマでは、騎馬武…
1 明治になってからの村上俊五郎は、虎尾の会や浪士組で共に活躍した石坂周造のような華々しい活躍とは真逆に、自らを「棄物」と自虐するほど堕落した半生を送った。しかし、そうした俊五郎の頽廃には、それなりの理由があったはずである。また、維新後の俊五郎は、元妻瑞枝の兄勝海舟宅へ度々無心に訪れたとされている。しかし、勝海舟の日記(「海舟日記」)をみると、むしろ勝海舟や徳川宗家が俊五郎の生活を支えていたらしい一面も見受けられる。それはなぜなのか。そうした事実の真相に僅かでも近づくため、本稿の後半では、「海舟日記」(『勝海舟全集』19・20・21)の中の俊五郎に関する記事をほぼすべて転載するなど、非常に煩雑…
流れをつかむ日本史山本博文角川新書2018年7月10日 初版発行 図書館の新書、歴史の棚で見つけた本。日本史の勉強に借りてみた。 裏の本の内容説明には、”時代が動くには理由がある。 その転換点を押さえ、大きな流れの中で歴史を捉えることで歴史の本質をつかむことができる。原始時代から現代まで、各時代の特徴と時代が推移した要因を解説。 史実の間の因果関係を丁寧に紐解いた 、第一線の歴史家による最新日本通史。”とある。 著者の山本さんは、1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学 文学部国史学科卒業。 文学博士。 東京大学史料編纂所 教授。 1992年 『江戸お留守居役の日記』で 第40回日本エッセイス…
上井覚兼(うわいかくけん)という人物がいる。16世紀後半に島津義久(しまづよしひさ)の老中を務め、島津氏の勢力拡大の中で活躍した。『上井覚兼日記』という一級史料を残したことでもよく知られている。 上井氏の名乗りは、大隅国囎唹郡(そおのこおり、そおぐん)の上井(うわい)にちなむ。現在の鹿児島県霧島市国分上井のあたりだ。この地にある「国分南公園」は山城跡で、ここが上井城(うわいじょうあと)である。別名に久満崎城(くまさきじょう)とも。 運動公園の登山口から 上井氏(諏訪氏) 上井氏の戦いの記録 上井覚兼 『上井覚兼日記』 隼人の古城か? 秦氏の存在も見え隠れする場所 なお、日付は旧暦にて記す。 運…
りゅうちぇるさん死去 事務所で死亡している状態で発見…息子リンクくんの誕生日の翌日に自殺か:ハムスター速報 鋼のメンタルかサイコパスでもない人が、世間の常識に中指おったてる生き方を発信しちゃうとこうもなっちゃうよなあ。なんにせよ、合掌。 心砕けるようなトラブルや失態の多い今日この頃ですが、気のおけない友人たちとの語らいでどうにかこうにか精神衛生を保ててます。人はこうやってどんどん飲みが増えてくんだろうなあ。 光が激しく降りそそぐ生きてるわけを問いかける 観音山 慈眼院 抑々慈眼院建立の由縁を尋ぬるに、慶長五年九月、関ヶ原の戦いに於て、石田治部少輔三成公*1の居城佐和山落城に際し、番頭山田上野之…
いわゆる「開国」以前の欧米における日本関連書籍は、主に来日した人による紀行文、日本滞在時の体験と、経験をもとにした日本論などがあり、さらにはそれを元として、もしくは引用して記述した著作があります。 まず、キリスト教、主にイエズス会の宣教師による日本における伝道と、それを目的とした滞在時の出来事を記した書簡(本国、もしくはイエズス会本部に送る)、日記などです。例えば、フランシスコ・ザビエルの書簡、ルイス・フロイスなどの宣教師による書簡、報告書、自ら体験をまとめた著作、などがあります。さらに、日本でキリスト教への弾圧がすすむと信仰を棄てなかった信者たちは殉教者とされ、来日した修道士のなかには列聖の…
奈良市中心部から南へ3キロ足らずの場所にある古市は、15世紀の応仁の乱前後に最盛期を迎えた大乗院方衆徒・古市氏の本拠地です。 その居城であった古市城は中世城郭としては大規模で、応仁の乱の前後で古市氏当主となった古市胤仙とその子である胤栄・澄胤兄弟が当代きっての茶人・文化人だったことから、京都の公家や文化人らを招いて茶会、連歌会が開かれるなど、文化サロンともなった城郭です。 今は、奈良市南郊の田園に囲まれた静かな集落になっている古市城周辺ですが、その歴史と現在の様子を紹介します。 古市氏と古市城 古市城跡 城山 高山 上ノ段(主郭部)~古城(二の郭) 古市の町 参考文献 古市氏と古市城 古市城の…
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は月額定額制の電子書籍読み放題サービスである。Amazonが提供。このサービスでは200万冊以上を読むことができる。 対応端末はKindleやFireタブレットといったAmazonデバイス、スマートフォン・タブレット・PCなど。基本的には専用の「Kindleアプリ」で読む。 料金は月額980円[税込み]。これがお得なのかは人によるかと。読みたい本がたくさんあるかどうか、ってところからの判断になる。 Kindle Unlimitedには歴史関連の書籍も多い。いい本が見つかる。個人的にはけっこう重宝している。 Kindleには個人出版の…