東京大学の附置研究所の一。
史料編纂所は、「日本に関する史料及びその編纂の研究、並びに研究成果による史料集出版を行うことを目的とする」(「東大規則」第73号「東京大学史料編纂所規則」)東京大学の附置研究所です。 明治以来の史料蒐集並びに研究の蓄積を背景に、現在では日本史の研究の最大の拠点の 一つであると同時に、国内外の研究者その他に対する所蔵史料の公開、史料集の出版、 そしてデータベースの構築・公開を通じて、歴史学の発展や一般への知識の普及に大きな 役割を果たしています*1。
*1:http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/intro.html
歴史が大好きです。特に近代史はあまり学校で習ってこなかったので、成人してから本格的に近代史に興味を持ち始めました。当然、戦国時代からも学んでいますが、歴史から学ぶことは多いですね。 最近はテレビを見る若者が減っているそうですが、歴史番組ほどいろんなチャンネルで放送しているものはないのではないでしょうか?大抵はNHKで歴史番組を見ることが多いです。歴史は面白いです。 NHKの「映像の歴史」などは古くから見続けている番組です。本日は忘年会の某集まりで東京大学史料編纂所、本郷和人教授の戦国大名についての歴史話を聴きました。歴史家、本郷先生のお人柄を初めて知りました。
四十七士の墓(東京都港区・泉岳寺) - 写真=時事通信フォト 元禄15(1702)年の旧暦12月14日、大石内蔵助ら赤穂浪士が吉良邸に討ち入り、主君の敵・吉良上野介を討ち取った。「忠臣蔵」の名で知られる有名な事件だ。東京大学史料編纂所教授の本郷和人さんは「主君のために自らの命を捧げた赤穂浪士たちの美談として語られるが、事実を追っていくと別の側面が見えてくる」という――。(第1回) 「主君の仇討ちを遂げた美談」として語られているが、その真実は残酷なものだった… ※本稿は、本郷和人『日本史の偉人の虚像を暴く』(宝島社新書)の一部を再編集したものです。 ■日本初の「主君の敵討ち事件」 歌舞伎や講談な…
『大日本史料』という史料集がある。平安時代中期から江戸時代までを対象にする、日本史の基幹となることを目指された史料集だが、如何せん日本史の史料は膨大である。明治から編纂が続いているが、このペースだとまず間違いなく今世紀中には完結しないだろう。しかし、『大日本史料』が刊行されるまで、その時期の基幹史料がわからないのはどう考えても不便である。そのために作成されたのが『史料綜覧』で、『大日本史料』の綱文となるべき文章とその典拠史料を示してくれている。これによって、とりあえず『大日本史料』未刊行でも当該期の事件とそれを調べるために当たれば良い史料の見当がつく。また、『大日本史料』には「史料稿本」という…
天正3年(1575年)、島津家久(いえひさ)は薩摩から上京する。旅日記が残っている。『中務大輔家久公御上京日記』または『家久君上京日記』と呼ばれるものである。こちらから旅程を追跡してみる。 島津家久は戦国島津氏の四兄弟の末っ子である。兄に島津義久(よしひさ)・島津義弘(よしひろ)・島津歳久(としひさ)がいる。 『中務大輔家久公御上京日記』についてはこちら。 rekishikomugae.net 原文は東京大学史料編纂所蔵本の翻刻より引用しました。 『中務大輔家久公御上京日記』(東京大学史料編纂所ホームページ) 出立は2月20日のことだった。2月23日に国境を越えて肥後国に入る。初回は旅の始まり…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 豊臣秀吉は、明国征伐の為に朝鮮へ派兵した。 ・ ・ ・ 宗教の日本史 (扶桑社BOOKS新書)作者:本郷 和人扶桑社Amazon ・ ・ ・ 2024年12月9日 YAHOO!JAPANニュース nippon.com「【書評】戦国武将と宗教との関わりを論じたユニークな宗教史:本郷和人著『宗教の日本史』 大河ドラマの時代考証や歴史解説でおなじみ、東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏が、日本の宗教史を分かりやすく解説する。そこは宗教学者の手による学術書とは違い、独自の考察も加えたユニーク…
織田信雄の正室は北畠具教の息女(雪姫、千代御前)だ。 系図などの記録上では、文禄元年(1592年)に亡くなっている。 正室が亡くなった後、信雄の継室は誰がなったのだろうか。 Wikipediaなどネットを見ると、継室は木造具政息女だとしている。(木造具政は北畠具教の弟) 寛政重脩諸家譜の木造系図は信雄に嫁いだ木造具政息女のことは記さない。 が、同書の織田系図は信雄の経歴のところに 「室は北畠中納言具教が女、卒す。継室は木造中将具政が女。」と記している。 他には↓ 続群書類従所収の北畠系図「女子織田信雄妾織田兵部大輔信良母」とだけ記す。 旧小津清左衛門家所蔵の「木造記」の系図には 「女子織田信雄…
天正3年(1575年)、島津家久(しまづいえひさ)は薩摩国から京へのぼる。その道中をつづった日記が残っている。これがかなり面白い内容なのだ! 島津家久の旅程を知ることができるほか、戦国時代の実情や当時の諸国の様子といったこともわかる。京では織田信長を見かけたり、明智光秀に招かれたりもしている。また、島津家久の性格だったり、考え方や物の見方だったり、人間関係だったりも読み取れる。史料的価値もすこぶる高いのである。 島津家久とは 上京日記について 上京の目的は? 島津家久の旅程 島津家久とは 島津家久は島津貴久(たかひさ)の四男。通称は「中務大輔」「又七郎」。兄に島津義久(よしひさ)・島津義弘(よ…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2024年12月1日 MicrosoftStartニュース マネーポストWEB「“財源に乏しい甲斐国”を大国へと成長させた「武田信玄のインフラ投資」 その元手となる資金は掠奪と重税頼みだった【投資の日本史】 戦国最強と謳われる軍団を率いた武田信玄(東京国立博物館所蔵「武田二十四将図」より 出典:ColBase https://colbase.nich.go.jp) 群雄割拠の戦国時代、甲斐国(今の山梨県)を本拠にしていた武田氏は、信玄の時代に信濃国に進出。駿河の今川氏や相模の北条氏…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 戦国時代の中世キリスト教会・イエズス会伝道所群による日本布教は、キリスト教の日本伝来ではなくキリスト教会の日本宗教侵略であった。 ・ ・ ・ 2024年11月27日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「豊臣秀吉の「バテレン追放令」は日本初の安全保障法制だ 渡来ポルトガル人ら連行…いわば〝国民保護法〟危機管理に優れた武将 阪城内の豊國神社に建つ豊臣秀吉公像 【井上和彦 永田町よ先人に学べ】 時は戦国時代の1543年、ポルトガル商人が種子島へ漂着し、鉄砲(火縄銃)を初めて日本に伝…
2024年11月23日(土)にかさま志民大学の第一回目の講座を受講しました。 第一回目は、茨城県立歴史館の山縣創明(やまがたそうめい)先生の講演を拝聴しました。 講座のテーマとしては、「戦国時代の笠間氏」であり、その構成は、鎌倉時代から戦国時代までの笠間氏の概説、笠間氏の重臣である寺崎氏と福田氏の解説でした。 レジュメに沿ってのお話のほかに、補足解説もあり、とても勉強になりました。 1 武士の名字について (笠間氏の祖としての宇都宮氏という話の流れで)「武士の名字は、地名を元に名付けることが多いが、宇都宮氏の様に、神社(宇都宮:二荒山神社の別称)を名字にする例は珍しい。」という話があった。 2…
12月22日(日)、常陸大宮市文化センターロゼホール(茨城県常陸大宮市)において第19回茨城大学人文社会科学部地域史シンポジウム・第17回常陸大宮市文書館カレッジ「茨城城郭サミット―県北編―〔茨城県中世城館跡総合調査成果報告会〕」が開催されます。事前申込不要、入場無料。 日時:2024年12月22日(日)12:30〜17:00(開場11:30) 場所:常陸大宮市文化センターロゼホール 大ホール 内容:【記念講演】「それからの佐竹氏-常陸から出羽へ-」金子拓氏(東京大学史料編纂所)【報告】「県北地区の中世城館-近年の発掘事例を中心に-」山口憲一氏(常陸太田市教育委員会)【報告】「古文書・古記録が…
※2010年1月26日のYahoo!ブログを再掲 ↓↓↓ 1842年から1879年の37年にわたる詳細な武士の家計簿が見つかった。これにより、武士の経済事情に関する研究が進み、その一般解説書として出版されたのが本書である。 幕末の加賀藩で御算用者として、出世した珍しい猪山家。その家の家計簿を通じて、加賀藩ひいては江戸末期と明治初期の日本の実像が鮮やかに描かれている。 猪山家は、算術に長けていた。その腕が請われ、猪山家は出世していく。家計簿の主役である猪山成之(いのやましげゆき)は、明治時代になり海軍に入り、やはりその腕で経理畑で出世していく。革命後も、腕一本で生計を立てていくことのできた珍しい…
2月の後半から日記をつけているが、これがけっこう続いていてほぼかかさず書いている。使っているのはGoogle keepだ。いろいろ日記アプリの類も考えたけれど、スマホで外出時などに気軽に書くことができ、パソコンとも同期してとなると、ある程度限られる。広告もできればない方がいいし、課金されない方がいい。そうなるとメモアプリを換用するのが一番かと思った。 メモアプリはリタイアしてから使い始めた。主に学習用でノート代わりに使っている。最初はSimplenote一辺倒だったが、テキストだけとか文字装飾がマークアップのみというので、やはり見栄えというか後から読み返すときに強調とか、蛍光色で塗るとか、なん…
ドコモ、電子書籍サービス「ひかりTVブック」を終了へ--購入書籍は「dブック」で閲覧、12月から https://japan.cnet.com/article/35224866/ 書店減少「委託配本」背景に 返品のしやすさ、利益押し下げ 経産省、対策検討へ https://www.asahi.com/articles/DA3S16053511.html 地域の書店は、消えゆく運命なのか? https://newspicks.com/news/10667906/body/ 経営数字を公開して考える「わざわざ本屋さんに行く理由」 https://business.nikkei.com/atcl/g…
2024/10/9水曜日 4時に体が沸騰してるような感覚で覚醒。 布団の下もめっちゃ熱い。 何さらすねん。 わいを蒸し焼きにする気か? 汗びっしょりの服を総着替え。 布団も畳み、絨毯の上に寝る事に。 7時に再起床。 昨日、今日と雨続き。 今日も洗濯を休みたいが子供等から苦情が来そうなので洗濯をし浴室乾燥する事に。 勿論、畑もお休み。 9時から読書。 今日は安廷苑著「細川ガラシャ」 イエスズ会は1534年にスペイン出身のイグナティウス・ロヨラがパリ大学に学ぶ若い聖職者達と共に設立したカトリック修道会。フランシスコ・ザビエルもその創設時の中心メンバー。 イエスズ会の創設は当時流行していたプロテスタ…