はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と四十五 「ゴウホウテキ シノショウニン」 しつこいぐらい幾度となく、「合法的」というモノの胡散(ウサン)臭さについて語ってきたが、その、「胡散臭い合法的」の一つが、あの、「死の商人」だ。 そう、合法的、死の商人。 大義名分っぽい御託を並べまくって、国が、音頭を取って、合法的死の商人となり、とにかく儲ける。この感じ、あの『サイボーグ009』に登場する黒い幽霊団、ブラックゴーストに酷似している。石ノ森章太郎先生も、さぞかし草葉の陰でボヤいておられるに違いない。 「アホかいな。そんなコトしとったら、しまいに、ブラックゴーストってそんなに悪い組織じゃないじゃん、…