数日前ソウル市内でクルマを運転していた時、とあるカフェの前にあったバナーを見て私は自分の目を疑いました。 「かき氷 一万二千ウォン」 「平均的な昼食代よりも高いかき氷を誰が食べるんだろう?」 「多分、店舗の賃貸料を値段にそのまま上乗せした価格なんだろう」 私は心の中でそう思いました。何はともあれ、それは私にとって『想像を絶する』価格でした。 海外では、このような『想像を絶する』価格を見つける事は簡単ではありません。それぞれの国に消費者が常識的に考えて受け入れられない「価格の上限」というものが明確に存在し、その価格を超えると売り上げが減少する事を、商売をする側も熟知しているからです。そんな観点か…