・紀元前651年 斉の桓公,姜小白は会盟を行い、周の文王・武王に対する祭祀を行った。周の襄王は小白に「文武の胙」を与えた。(『春秋左氏伝』) ※「文武の胙」を与えるというのは、周の支配領域に領地を持つ諸侯を統轄する役割を斉に代行させ、周の保護者として扱うことを意味したとも考えられる。ここにおいて斉の威信は絶頂となった(佐藤信弥『周』)。 ・紀元前651年 晋の献公,姫詭諸は薨去し、奚生が跡を継いだ。(『春秋』) ・紀元前651年 10. 晋にて反乱が起こり、晋の公,姫奚生は殺害された。そこで異母弟の卓子が跡を継いだ。(『春秋』) ・紀元前651年 11. 晋の公,姫卓子は殺害され、その異母兄,…