千種区吹上1丁目通称100㍍道路と呼ばれ、市内を東西に走る若宮大通りの南にあたる。大規模火災の延焼を目的とし、戦後の復興都市計画から生まれたこの道路。車の行き来だけを思うと便利で快適だと思うが、歩く側からすると横断するのに厄介な道路。名古屋台地の東端にあたり、ひと昔前は原野が広がっていた。 上は若宮大通りの「吹上ランプ南」交差点から西に一本入った通りからの眺め。「吹上観音と白龍大神」はここに鎮座しています。 この辺りは名古屋新田として開発された田畑だった。そうした田畑を生業とした人が集まり、村や町が出来て行った。大きな河川がある訳でもないので、一帯には点々と灌漑用の溜池があったが悉く埋め立てら…