名古屋市熱田区神野町 『おさすり佛』 おさすり佛。前回掲載した神野神社、その社頭から北を望むと目と鼻の先に右まんじの幟がはためく小さな堂が佇んでいるのに気づき立ち寄ってみました。 下町の佇まいを感じる、面白い形の煙突を備えた企業の敷地の一部に小さな堂が祀られています。大正初期は水田が一面広がっていた一帯、それ以降に町割が行われてから祀られたものかと思われます。 おさすり佛全景。小さな覆屋の軒下に張られた奉納幕の紫が鮮やかで、この辺りに住まわれる方から今も崇敬されているのが伝わってきます。 中には石仏が安置されているものと思いきや、実際には艶のある丸い石が安置されていました。真新しい座布団の上に…