2022年4月21日 今、私達の水彩スケッチグループの作品展を開催中です。広いギャラリーの中で離れた位置から静かに自分の描いた作品を眺めるというのは1年に1度あるかないかの貴重な時間です。他の人達の絵とも比較しながら、これでよかったのだろうかとか、次はどうしようかとか、いろいろな思いが頭の中を巡ります。 この時期、普段はほとんど開くことがない絵の技術書にも目が向きます。専門家は何を言っているのだろうと気になります。今日はたまたま本箱の中で目に止まった本書『巨匠に学ぶ配色の基本 名画はなぜ名画なのか?』を開きました。 絵は構図と配色で決まります。風景画の場合、現場でかなり歩き回って自分の描きたい…