今でも名鉄は多種の形式が在籍しているが昔はさらに種々雑多だった。HL、AL、SRそれぞれの系列同士の間では併結可能だったのでそれぞれに混結の妙という楽しみがあった。その中でもこのとき見た編成は珍しい部類と思う。犬山線急行新可児行き6連であるが、一つの編成を前後から見たものである。前2両は5200系、後ろ4両は7100系である。時は1986年6月15日。もう暑い日が続く時期である。5200系は非冷房車、窓が開いているし手を出している人もいる。一方の7100系は冷房中のようだ。国鉄時代急行以下の列車ではグリーン車・寝台車は冷房つきだが普通車は非冷房という時期が長く続いた。それは料金の差といえば仕方…