先週末の茶懐石講座は向付に牡蛎蕪蒸し、煮物椀は長鹿尾菜卵寄せ、焼き物に鰤粕漬け、焚合わせは半月大根・京揚げ・生芋蒟蒻、預け鉢に富有柿白和え、箸洗いは林檎、八寸に鮑醤油漬けと百合根織部きんとんを実習した。どの料理もご家庭茶事のご用意に、お手間やご負担が少ないような調理法を提案しているつもり。今回の向付と煮物椀は、お客様にお出しする直前の加熱になるが、その他は作り置きが出来る。富有柿白和えは、素材の美味しさに頼った仕上がりで、程よく熟した柿が主役になった。それと予想した以上に、風味の持ちが良く、冷蔵して3日は美味しく頂けた。話題を変えて、本日の和食ビギナーズ講座はアジをさばいて、お造り、祐庵焼き、…