前回のおさらい 1985年のプラザ合意によって、ドル高是正のために協調介入が行われ、 わずか2年で1ドル=240円から120円台まで急激な円高が進みました。 今回は、この「急激な円高」が日本のバブル経済を生んだのか?という論点を見ていきます。 1985年の無条件降伏~プラザ合意とバブル~ (光文社新書) 作者:岡本 勉 光文社 Amazon 通説:円高がバブルを生んだ 多くの教科書やメディアで語られるのは次のストーリーです。 急激な円高で輸出産業が打撃 景気を下支えするため、日本銀行が金融緩和を実施 低金利で資金が不動産や株式市場に流れ込み、バブル経済を形成 つまり「プラザ合意→急激な円高→金…