小説を乱読していて、ふと思ったことがある。 たいてい何かを失くした主人公がいる。 プライドだったり、友情だったり、愛情だったり、権力だったり。それらを取り戻そうとして、あがき、もがく、背を向けるなどが、描かれていたり。 心の闇の深さが描かれ、物語が深まる。しかし、とどのつまり、紙くずのようなプライドだったりする。 一方、失ったものの物語ではなく、得られるものの物語が、コマーシャルである。 すこやかなコミュニケーション。小さな良い話が展開する。全て「イエス」から発する。 しかし、まれに「ノー」から発するコマーシャルがある。 www.youtube.com 「ノー」から入ると、話は長くなる。しかし…