二酸化炭素地球温暖化への「懐疑派・否定派」の主張に貫かれているもの 彼らの主張は現実肯定主義、まったくその通りである。「懐疑派・否定派」の主張に貫かれているものは、化石原料の使用によって“人間社会が目覚ましく(経済的)発展„してきたこと。とりわけ、石油が内燃機関の発明と石油を原料としてきた諸製品が今日の経済社会をつくり出してきたこと。このことを肯定し、そのうえでの論議である。それは、マルクス主義者ではない彼らにとって当然のことではある。「懐疑派・否定派」の人々は、環境NGOやエコロジストの主張する、二酸化炭素を排出ゼロにせよという主張は「20世紀文明」の否定と感覚するのであろう。 餓死線上に落…