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呪われた町
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呪われた町
(読書)
【のろわれたまち】
スティーヴン・キングの長編第2作。1975年刊行。原題“'Salem's Lot”
翻訳は、1983年に集英社文庫より刊行された。訳者は永井淳。
概要
小説家ベン・ミアーズは、生まれ故郷、メイン州セイラムズ・ロット帰ってきた。幼少期に不気味な体験をした屋敷、マーステン館をモチーフに新作を構想し、その取材のためである。時を同じくして、街に現れたストレイカーという男が、マーステン館を買い取る。やがて街では奇怪な事件が続発していく……。
解説
モダン・ホラーというジャンルを確立した、キング初期の代表作。吸血鬼という古典的なキャラクターを、設定はそのままに現代のアメリカの町に跳梁させ、恐怖小説に新境地を開いた。重層的な構成と執拗なまでのディティール描写は、その後のキング作品のトレードマークとなる。ちなみに、執筆のきっかけは、孤立した田舎町ならば吸血鬼が世に知られず潜むことが出来るのではないかという友人の言葉だったという。
関連作品
短篇集『ナイトシフト』に収めらた「呪れた村<ジェルサレムズ・ロット>」では舞台となる町の成り立ちが描かれる。また「<ジェルサレムズ・ロット>の怪」は『呪われた町』の後日談にあたる。
長編『ダーク・タワー』の第5部「カーラの狼」には、本作キャラクターであるキャラハン神父が登場する。
TVドラマ化
『死霊伝説』(1979年) トビー・フーパー監督。日本では1982年に編集版が劇場公開された。後に完全版がソフト化されている。
『新・死霊伝説』(1987年)ラリー・コーエン監督。続編だがキングの小説とは無関係な内容。原題“A Return to Salem's Lot”
『死霊伝説 セーラムズ・ロット』(2004年)ミカエル・ソロモン監督によるリメイク。
影響
小野不由美の『屍鬼』は、本作に献辞を捧げている。
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