こんにちは!旅人サイファです。 本日も【秋の鹿児島旅行記】からの記事をお送りします。 前回ご紹介した伊集院「徳重神社」を出て、鹿児島県随一の大河「川内川」河口近くの町、薩摩川内市へ向かいました。 ここ川内は、古代に国府が置かれていた、かつての薩摩国の中心地です。 その古い町の一画に、ある歴史的な現場となった寺院があります。 それが今回ご紹介する『泰平寺(たいへいじ)』です。 戦国時代末期、九州では「薩摩の島津義久」、「豊後の大友宗麟」、「肥前の龍造寺隆信」という三者による派遣争いが熾烈を極めていました。この中で、最も勢いがあったのは薩摩の島津義久でした。 島津勢は、1584年「沖田畷の戦い」で…