戦後の沖縄民謡界における最高の唄い手とされる人物(1920−1999)。 その独自の唱法・生き方から「風狂の歌人」とも称される。 変幻自在なアドリブが特徴で、一緒に唄を合わせられるのはひとり登川誠仁のみとも云われた。 弟子に大城美佐子等がいる。 映画『ナビィの恋』での長老役の演技が生前最後の映像となった。
12/30「時代の流れ」web三線教室(工工四) 時代の移り変わりを歌った嘉手苅林昌さんのコミカルな歌ですね。中国の世の中から日本の世の中。日本からアメリカ。不思議と変わるよこの沖縄昔と今では計算も違う。那覇に行くのも車で座ったまま。年寄りと若者も着物も同じ女性は髪を切って鳩の巣のようなパーマだよ 唐ぬ世から大和ぬ世 大和ぬ世からアメリカ世 ひるまさ(不思議に)変わたる くぬ沖縄昔(んかしぇー)銭の計算(さんみん)や一貫二貫どぅ さびたしが今や計算までぃ変わてぃ昔ぬ那覇の行ち戻いん 歩っちる 我ったーや 行ちゃびたしが今や居ちょてぃ行ち戻い(車に乗ったっまま)昔の面影(うむかじ)むる ねーらん…
海の向こうのあの島にいる恋人に会いたい。羽があれば飛んでいけるのに。嘉手苅林昌さんの歌は昔はなんとも思わなかったけど年取るごとにたまらなく好きになっていきましたね。やっぱり沖縄民謡の中心にいる人だねえ、、はにかむような笑顔がすてきだよねえー 12/20「白雲節」web三線教室(工工四) 白雲ぬ如に 見ゆるあぬ島に 翔び渡てみ欲さ 羽ぬ有とて(白雲のように見えるあの島に飛び渡ってみたい羽があれば)飛ぶ鳥の如に 自由に翔ばりてれ 毎夜 行じ逢て 語れすしが(飛ぶ鳥のように自由い飛ぶことができれば毎晩あって語り合うのに)我が思る無蔵や 白雲ぬ如に 見ゆるあの島ぬ なひんあがた(私が想うあなたは白雲の…
12/7「海ぬチンボーラー」web三線教室(工工四) 海ぬチンボーラー遊郭のことを茶化した滑稽歌です。海ぬちんぼーら小 逆なやい立てぃば 足ぬ先々危なさや 海の巻貝のチンボーラちゃんが逆さまに立っているので、踏んだら足の先が危ないよ〜もともとは「前海チンボーラー」っていう伊江島ののんびりした歌だったみたいそれが遊郭で歌われるうちに変わって行った 海ぬさし草や あん美らさ なびく 我身ん里前に うちなびく 海のセンダン草は 美しくなびくよ私も愛しいあなたにうちなびくよ海のチンボーラー小 恋すゆる夜や 辻の姉小達ん恋すらど 海のチンボーラーが恋をする夜は辻の遊女も恋しているってよそしてどんどんエッ…
エイサーで定番のスーリ東(あがり)これは「スーリ東」という言葉があるわけではなくて「スーリ」はお囃子言葉。それが出だしの「東に向かって飛ぶ蝶よ」にくっついているのでその歌い出しが歌のタイトルになっています youtu.be スーリー 東(あがり)うち向(ん)かてぃ 飛ぶる 綾蝶(あやはびる)(東に向かって飛ぶ蝶よ)スーリーサーサー スラッサ ハイヤスーリー 先(ま)じゆ 待てぃ蝶(はべる)伝(いえ)い ※我(わ)ね頼(たぬ)ま(しばらく待て蝶よ 伝言を私は頼みたい)スーリー東 明がりば 墨習が行ちゅん(東が明るくなれば 墨習い(勉強)にいきます)スーリー※(東) 頭(かしら)結てぃ給り 我親 …
沖縄を旅行していると、各地で爪弾かれている三線の音色を耳にします。琉球音楽の集大成とも言える古典音楽や、より身近なエーサーや民謡は本土と異なる調べで、母音が「あいう」だけが基本だった沖縄方言や、母音を繋げる様な独特な歌い方も異国情緒を感じさせられるものです。沖縄の人々の三線への思いは熱く、揺籃から墓場まで、三線という楽器を伴い、さまざまな場面で歌三線が唄われています。 鳳仙花の花で爪を染め、親の教えで心を染める。「てぃんさぐぬ花」をライブで聴いて、長かった1日を無事終了。おやすみなさい(*˘︶˘*) pic.twitter.com/VML6a5vwoN — たまパパ (@akabekosan)…
嘉手苅林昌&登川誠仁(競演):琉球フェスティバル'97 お二方が亡くなって、もうだいぶ経つんだなぁ。 この時の「琉球フェスティバル」観に行きました。 島唄なんだけど、ブルースに聴こえるんだよな。 心に染み入る感覚。 琉球フェスティバルで嘉手苅林昌さんの事を知って、その後しばらくハマってました。 Rinsho Kadekaru - Jidai no Nagare 嘉手苅林昌 . 時代の流れ 風狂歌人~ザ・ベスト・オブ嘉手苅林昌~ アーティスト:嘉手苅林昌 発売日: 2000/02/23 メディア: CD imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励み…
まさかこんなことが 5時前だ 「民謡で今日拝なびら」を聞いている 上原直彦さんが突然にこんなものを紹介した 震えが止まらない 嘉手苅林昌の大和口の歌 「船頭可愛いや」尺八はマッチ棒?三田真一?さん 嘉手苅林昌こそ、古今亭志ん生と並ぶ 我が人生の二大芸人なのだ 美空ひばり、古今亭志ん生、嘉手苅林昌 我が人生の最大芸人 もう亡くなって十数年になる 嘉手苅林昌さんの歌を朝から聞く その嘉手苅林昌を俺に教えてくれたのは よろず芸能研究家 竹中労さんだ 2020年7月28日 どんな一日になることやら
2018年11月12日の琉球放送番組 夜8時に寝るつもりで横になった。 YOUTUBでこの番組を選んだ。 沖縄へ、那覇へ、誘ってくれた。 司会は上原直彦さんと座喜味米子さん。 つらねという言葉を上原さんが詳しく説明する。 恩納なべをつらねで歌う。 歌い手は吉田安子?さん そしてリクエストに選ばれた歌、 上原直彦さんさんは琉歌をつぎつぎに語り続けている。 ここに書き込めればいいのだが、 耳だけで聞いているので文字を起こしにくい。 恩納ナベ、吉屋チル。 50年前によくその歌を聞いた。 沖縄ロマンチックの琉歌だ。 また眠れない夜になりそうだ。 沖縄はなぜこんなに心を騒がせるのだろうか。 泡盛かオリオ…
民謡で今日拝なびら 2018年6月12日放送 司会 上原直彦・八木政男 一日中雨だった。 憂鬱な日だった。 中国ドラマを数時間見て、くたびれていた。 沖縄古典音楽をしばらく聞いて、 懐かしい舞踊曲「かじゃで風」「上り口説」を聞いた。 俺の数少ない踊れる音楽だ。 YOUTUBを探ると、この番組に出会った。 沖縄弁で沖縄民謡を紹介する長寿番組だ。 1971年、このような番組を沖縄で聞いていた。 司会の上原直彦さん、役者の八木政男さん 懐かしい人だ。 また眠れなくなった。 寝ようとしていたのに、 沖縄弁もあの頃は全然わからなかったのに、 少し聞き取れる。 仲里節から始まった。 小浜守栄さんと嘉手苅林…
と言う言葉で締めくくった。 いつもは、聞きながら寝ているのだが、 今朝は最後まで聴いた。 武田鉄矢の今朝の三枚おろしである。 テーマは「メディアはすべて事実と嘘の境界線上にある」。 過去には高い視聴率を取ったこともあると、何気なく 語る武田鉄矢さん。 「そうだ、そうだ」とうなずきながら聞いていた。 武田鉄矢さん。が金八先生で視聴率を上げていたことなどは 何もしらなかった。 人が金八先生という言葉を発するのは聞いた記憶がある。 武田鉄矢の金八先生に興味がなかったのだ。 しかし今、武田鉄矢が視聴率と言えば、 「そうだ、そうだ」になるのである。 俺のYOUTUBE生活の30%は、武田鉄矢さんが占めて…
国頭ジントヨー 唄 嘉手苅林昌 はんきとるたにぬ、いるぬぎていこうりば わねいなぐやとてい、じんとよー うぱぬなゆみ じんとよー うぱぬなゆみ はんきとるたにや、あなとめてぃいゆい はんきらんむぬや あまみくまみ はだかなてぃしわる さるしぬんたちゆる でぃひやぁでぃはだかなてぃ あしぐわはらさ 突然このレコードが見つかった。 1970年頃のレコード。 50年ぶりに聞いて見たが、 音質はよかった。 嘉手苅林昌、山里勇吉、大工哲弘 宇根綾子、横目しずえ 沖縄の人しかしらないであろう 70年代の名人の唄者だ。 俺は体調が悪いのだろうな! 自分の身体が揺れているのだろう。 地震のように揺れている。 …
日差しが夏みたいなお昼時、奥さまとスーパーで寿司折りと缶酎ハイを購入し、グーラーバッグに入れて石橋文化センターへ。 緊急事態宣言が一部解除されたとはいえ、人出はまばら。本来なら「春のバラフェア」の終盤で、バラ目当ての久留米市民でいっぱいのはずなんですけどね。 おかげさまで池のほとりのウッドデッキに設置してある、パラソル付きのテーブルが空いており、そこでスイスイと池を回遊している白鳥を眺めながら昼酒ランチ。 酒場ではないけど、外で飲むのは久しぶり。暑いってこともあり、吸い込みが良かったですね。 食後はのんびりとバラ鑑賞。密にならないようバラの花壇は散策コースが決められ、一方通行になっていた。 見…
2018年4月に始まった『竹中功のアロハな気分』は3月29日の放送で最終回を迎えました。 そこで、竹中 功さんにとって思い入れの強い「無人島に持っていく曲」を選曲テーマとしてオンエア♪ リスナーの皆さんからの投稿はメッセージテーマを設けず自由にお便りを募集いたしました。 ★ ミュージックプレイリスト ★ ◆同志社カレッジ・ソング ◆Light My Fire / DOORS ◆My Generation / THE WHO ◆青空のマリー / ムーンライダーズ ◆It's too late / Carole King ◆十九の春 / 嘉手苅林昌、大城美佐子 ◆One Love : People…
1日(晴れ) 空き地の奥に打ち捨てられた昭和の車。「桑の木を切りに行くリヤカーの後ろに乗せられて、イチゴを取りに行くのが楽しみだったのよ。一面のいちご畑があるところがあるの。それをちょこっと食べては、持って帰る用に袋に入れてね。私んとこは赤いイチゴしか取れなかったけど、隣家の土地には黄色いイチゴがあってね、これがまた甘いの。桑の木は、うちのところは」「うちのところは養蚕が盛んだったからね。夜中に蚕が桑の葉を食べる音が好きでね。サラサラサラ…ってね、なんか落ち着くのよ」。パッチを何度も貼り赤く乾いてボロボロになっている腕の皮膚。 NUMBER GIRL『逆噴射バンド』@Zepp Tokyo生配信…