DOI: 10.1016/j.pmu.2014.10.002 www.sciencedirect.com 【目的】治打撲一方は、打撲による腫れや痛みを軽減するために用いられる、漢方薬である。通常は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を、四肢の骨折に伴う腫れと痛みの治療のため用いる。しかし、NSAIDs使用の短所の一つは、抗潰瘍薬を併用投与された患者でさえ、胃腸障害を引き起こす可能性があることである。本研究では、四肢の骨折の患者における、治打撲一方の有効性を評価した。 【方法】四肢の骨折を伴う50例(男性15例と女性35例)を本試験に登録した。すべての患者に、非侵襲的な方法を用いて治療し、外傷…