ここ何回かの記事で各生物の合成するタンパク質に、どのアミノ酸がどれぐらいの割合で含まれているかについて見ていました。 「続きます」とか書いていたんですけど、実は特に続きもなかったので(笑)、また少し戻っていきましょう。 そもそものネタとしては、タンパク質分解酵素について見ていた話から脱線した形だったため、そこに戻っていく感じですね。 具体的には、ペプシンに続いて、トリプシンという腸で働く酵素を紹介しており、こちらは「塩基性アミノ酸」(具体的にはリシンとアルギニン)のお尻側でタンパク質を分解する(切断する)という話でした。 あぁせっかくなので、そのトリプシン認識配列のより正確な出現確率を見ておき…