こんにちは、えぞまち歴史部です。 北海道のイメージといえば美味しい食べ物、海産物、または牛乳や乳製品、あるいはとうきびやじゃがいもといった農作物のイメージが強いです。 しかし、日本の歴史を見ると、北海道の超巨大産業として「石炭」は見逃すことができません。 空知地方を中心として、北海道は石炭採掘と石炭輸送の重要な地域のひとつでした。 「炭鉱町」として有名なのは夕張市や三笠市、砂川市などが挙げられますが、こうした地域で採掘された石炭を港湾都市へと輸送するための列車の一大拠点であったのが岩見沢市です。 ここ岩見沢市は、旧国鉄が全国12箇所の「鉄道の町」のひとつとして公認していた歴史もあるのです。 (…