卸売物価指数(おろしうりぶっかしすう) 「国内卸売物価指数」「輸出物価指数」「輸入物価指数」「総合卸売物価指数」の4種類の物価指数は、日本銀行が2002年まで、毎月発表していた統計だった。卸売物価指数の基準が改定され、「企業物価指数」に移行した。卸売とは、卸売商が小売商やほかの卸売商に売ることをいい、企業間で取引される商品の売買をさす。この段階での価格を指数化したものが「卸売物価指数」であった。「卸売物価指数」は、企業間で取引される商品を900品目以上選定し算出され、消費者の手に渡る前の価格を捉えるので、景気判断に活用されていた。 -------------------------------…