令和3年5月1日 <5月1日> ワクチン投与量1/10以下。新型コロナウイルス向けに、投与後体内で自ら増える新しいタイプのワクチンの臨床試験(治験)が国内で今夏にも始まる。投与量は米ファイザー製ワクチンなどの10分の1以下ですみ、供給不足が起きにくい。次々と現れる変異ウイルスへの対応力が高まるとの期待があり、欧米でも開発が進んでいる。 米新興ワクチンメーカー、VLPセラピューティクス(メリーランド州、赤畑渉最高経営責任者=CEO)の日本法人が、大分大学医学部付属病院で、臨床試験の第1段階に当たる第1相治験を数十人を対象に実施する方向。6月までに国の審査機関に申請し、今夏の治験開始をめざす。20…