国立劇場の歌舞伎観劇教室を観劇。一向に再建の目途が立たない国立劇場。今回の会場は荒川区民会館。駅から遠い(苦笑)。筆者が観劇した回は外国人のための歌舞伎観劇教室と銘打たれており、確かに外国人の方々の姿が多く見られた。会場が会場なので入りを心配していたが、八分以上は入っていたであろうか。音羽屋襲名公演の裏公演(失礼)としては、これだけ入れば上等ではないだろうか。 幕開きは「歌舞伎のみかた」。写真をUPした様に、舞台上部に英語の字幕を出しての解説。担当は青虎。初めて歌舞伎をご覧になる方は?と云う質問には見物衆の殆どの手が挙がっていた。やはりこう云う公演は、歌舞伎の裾野を広げる意味で、大変意義深いも…