(2022年8月11日・木) 真夏の夜の戯作 (1) 日が沈む 光も風も花々も その疲れた魂を やがて憩いの中に横たえるだろう 野に生きるものたちに 再び平和と秩序が訪れる 自然とも平凡とも言える一日が過ぎていく この日、男は国会で 80何回目かの虚偽答弁をした (2) 野鳥の国ではもう長く自由カラス党が政権を握っていた。「鳥民議会(国会に相当)」の運営はまさに自由気まま、時に傲慢あるいは傍若無人とも言えるもので、野党のコバト民主党やフクロウ党、更に批判ばかりすると評判のハヤブサの会などの意見や要求をことごとく拒絶して、鳥民(国民)からもたびたび怒りを買う始末であった。それでも反省の色が見えな…