〈前回からの続き〉 blog.railroad-traveler.info レム400はレム1と同様に、冷蔵車は繁忙期と閑散期における利用の差が激しいことから、閑散期には有蓋車として運用できることを前提に開発されました。また、空車返送時にも可能な限り一般貨物を積載して、効率的な輸送を目論んでいるのでした。 レム1の失敗をもとに、レム400には様々な改良を加えました。 断熱材にはアルセルボードに代わって、断熱性に優れるグラスウールを使いました。試作車では扉構造を冷蔵車に向いている開き戸を採用した車両もありましたが、有蓋車として使用するときに使いづらいこともあり、量産車では引き戸を採用しました。保…