1987年4月1日JR発足によっていったんJR線となるも1年もたたずに経営分離された路線がいくつかあった。JR西日本管内の信楽線、岩日線、若桜線などに続きJR東海管内の岡多線もそうなった。1988年1月30日をもってJRとしての営業は終了し、翌日から「愛知環状鉄道」として開業となったのである。もともと岡崎~多治見を結ぶつもりで建設された岡多線、国鉄時代営業運転されていたのは岡崎~新豊田間だけでそれより北の新豊田~高蔵寺もほぼ完成していたのに収益が見こめないために国鉄は営業引き受けを拒否。既開業区間と未開業区間あわせて県下諸自治体が出資した第3セクター「愛知環状鉄道」に任せられることにすでに民営…