高校に進学した篠崎が、花壇のしおれていた植物に、飲みかけの水をあげたことがきっかけで、眉毛がなくズボンを腰で履くいわゆる「ヤンキー」な大和田と園芸部に入部することになる。 植物の知識ゼロの二人に、段ボール箱をかぶって相談室に登校する庄司が加わる。 ++++ さらっと読めて、さほど大きな出来事は起きないのですが(園芸部だしねw)、短い話の中で3人の人間模様と植物の知識が、ちゃんと描かれていて読みやすい話でした。 絶対に人に顔を見られたくない庄司が、毎日段ボール箱をかぶって登校する設定は、なかなか気になりました(笑) 篠崎と大和田同様に、私も「庄司、何があったんだ?!」と、段ボールの訳を知りたくう…