信州のしょんべん小僧や土匂う (フラサバソウ :オオバコ科) 日向は土が温まって、草の芽が一斉に芽吹き始めた。せまい十坪の庭も徐々に草に覆われていく。その上に、馬酔木と椿がほころんで贅沢に落ちている。 このところ毎日、何度も何度も草の芽を視に庭に出て、気が付くと、草の相手をしている。本当に、草に遊んでもらっている。 この花は勢いがなくなったので、場所を変えようとか、この鉢は少し大きいのに植え替えようとか、芽が出ないのがおかしいと少し掘ってみたり、モグラの音がしないかと耳をそばだてたり、ついつい肥料を撒いてみたり・・・。 さて、我が家の庭の住民たちだが・・・。 フラサバソウは、毎年早々と満開にな…