西暦2220年。 人類は超高速(宇宙)航法技術を手に入れ、各国は大航海時代の欧州列強のように宇宙に進出し入植可能な惑星を探査・開発していて、日本もその例外ではなかった。 惑星開発省 生物管理局の新人職員・朝野みどりは、日本が管理する惑星「瑞穂」に配属され、未知の生き物との出会いに目を輝かせていた。 『地球から来たエイリアン』3巻より(有馬慎太郎/講談社) しかし、彼女が最初に携わった仕事は、 ぬいぐるみのようにキュートな見た目を持ちながら人類に害を為す性質を持つ原生生物・プクルを、防疫上の観点から絶滅させることだった… という、未来で宇宙なSFもの。 作品タイトル「地球から来たエイリアン」は地…