個人的にテレビドラマはあまり見ませんが、大河ドラマなどNHKのドラマは別ですね。 今回は昨年末に放送された「倫敦ノ山本五十六」をようやく見ました。このドラマは山本五十六海軍少将(後の元帥海軍大将、連合艦隊司令長官)を主役として、1934年(昭和9年)に行われた第二次ロンドン海軍軍縮会議の予備交渉をメインに描かれた作品です。 個人的には、当時の旧日本海軍内の艦隊派と条約派の対立や、柔軟さを欠いた首脳部の言動など、後の海軍の崩壊を予見させられる描写が随所にあり、とても興味深く見ることが出来ました。中でも山本少将の同期にして親友であった堀悌吉海軍中将がクローズアップされていたのが良かったです。 軍人…