元ロッキング・オン編集長増井修の書いた新刊『ロッキング・オン天国』を書店で見つけて衝動買い。メチャメチャ面白い。 田舎少年の自分がロッキングオンをバイブルのようにして毎号読んでいたのはちょうど増井修が編集長になる1990年5月号の直前位までで、増井編集長になって誌面がブリット・ポップ天国になって販売数を爆発的に伸ばしてからはもう読んでいない。それでも自分にとってのロッキング・オンは渋谷陽一よりもむしろ増井修だった。 編集長を辞めてロッキングオンを解雇された(裁判で撤回?)とか風の噂のように聞いていて、この10年以上何をしているのか全然知らなかったが、2016年に書かれたまえがきの「自宅発18時…