1982年に設立された日本初の愛人バンク(登録会員女1402人、 男1006人、収入2億5千万円)。電話で愛人契約の仲介をした。男性20万・女性5万。主宰者筒見得子はマスコミの寵児となるが、1983年12月、買収周旋容疑で逮捕される。女性希望者の多くは大学生やOL、看護婦だった。「共同トイレ、バスなしの生活は、いまの女の子は嫌なんです。私はそうした女の子に素敵なオジさんを紹介してあげたいの」という筒見のメッセージは、後の援助交際を予見していた。