準備 多項ロジスティック回帰について ポリア・ガンマ分布を用いた多項ロジスティック回帰のギブスサンプラー - ジョンとヨーコのイマジン日記 に書いた. たぶんこちらを先に読んだほうがいい. ここではポアソン回帰, つまり次のモデルを考える. ところで, ポアソン分布は平均と分散が同じなので, ポアソン分布より分散の大きいカウントデータのモデリングには負の二項分布が使われることがある. 負の二項分布は次の確率関数を持つ. (パラメータの置き方は統計ソフトによって微妙に違うことがある.) 負の二項分布は の極限でポアソン分布になる. たとえば, mathematical statistics - …