記念すべきブログ一作目は松坂慶子の初主演作『夜の診察室』 大映倒産直前の映画になります。内容はセックスコメディと言うのかな。日本映画と言うよりウディアレンとかフランス映画のような奔放で軽妙洒脱な映画でした。総じて男性側と言うより女性側からの視点なのがインテリジェンスを感じます。 監督は最後の大映を支えた帯盛迪彦。高校生ブルースとか青春というか性春映画が多い方です。 いや、意外に面白かったですよ。 セックスを連呼する口元だらけのオープニングが素晴らしいですが、内容も良かった。 二組の夫婦の性の悩み、一組はセックスレス、もう一組はソクバッキーに対する悩みを解決し、最後は主人公である松坂慶子自身の悩…