1年を春夏秋冬の「四季」に分けるのではなく、「八季」ととらえて季節の花を楽しむ。そんな考え方を提唱する人の新講座が9月1日、東京都千代田区であった。 講座は大人の休日俱楽部趣味の会の主催。自治体の公園などの指定管理者でもある西武造園の協力を得た。「季節の花と庭園を楽しむ講座」と題し、同社みどり環境統括部技術指導者の河村康雄さんが講師。20人が参加した。 春は旧暦では立春(2月4日ごろ)~立夏(5月6日ごろ)までをいうが、体感としては春分(3月21日ごろ)~夏至(6月22日ごろ)までとズレがある。 河村さんによると、体感による四季区分は、年間の日最高気温と日最低気温の推移(30年間の平均値)を示…