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大勲位菊花章頸飾

(社会)
だいくんいきっかしょうけいしょく

[英] Collar of the Supreme Order of the Chrysanthemum
大勲位菊花章頸飾は日本の勲章の1つで、日本における最高位の勲章である。略して「菊花章頸飾」ともいう。
1888年、大勲位菊花大綬章の上位のものとして、ヨーロッパの制度に倣い、制定された。
制定時から今日に至るまで最高位の勲章で、唯一全ての構成部品が純金製の勲章で、副章(純銀製)と合わせると491.5gある。また純金を使用し、造幣局事業部職員の手作りによるため、製造原価が非常に高い。

授与基準

大勲位菊花大綬章を既に授与された者の中から、更に卓越した功績を成した者に特旨をもって授与される。

受章者

生存する日本人において佩用しているのは今上天皇*1のみである。
また、日本国憲法施行下における日本人の受章者は、今上天皇のほか、吉田茂、佐藤栄作がいるが、吉田茂、佐藤栄作ともに没後受勲である。
外国人に対しては、国王、皇帝といった国家元首が、儀礼的に比較的多く受勲している。なお、大勲位菊花大綬章を授与されることが前提となっているため、大勲位菊花大綬章を同時に受勲する例が多い。

*1:皇位継承に際して自ら佩用したに過ぎず、受勲したわけではない

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