千葉大学大学院教育学研究科には実践的な授業が多くありますが、中でも特徴的なのが附属学校と連携した実践的な授業です。教育系の学部等をもつ国立大学には基本的に附属学校がありますが、多くは所在地が大学と離れた場所です。しかし、幸いなことに千葉大学の場合には、教育学部棟の隣に附属小学校と附属中学校があり、同じキャンパス内に附属幼稚園、少し離れますが同じ千葉市内に附属特別支援学校があります。 私が担当している実践的な授業は、「横断型授業づくり実践研究I」(前期)、「横断型授業づくり実践研究II」(後期)で、基本的に附属中学校の3年生徒対象の選択教科の時間に重ねて時間割を組んでいます。選択教科は今の学習指…