「鎌倉殿の13人」の第十回、「根拠なき自信」を視聴した。 源義経は平治元年(1159年)の生まれだという。治承四年(1180年)に兄頼朝と再会したときの年齢は、二十歳ちょっと過ぎだろうから、長寛元年(1163年)生まれの北条義時より、ちょっぴり年上ということになる。 年下のはずの義時のほうが義経よりも若干大人びて見えるのは、してきた苦労の性質の違いもあるのだろうけど、持って生まれた性格が大きいように感じられる。そんな演出だった。 そんな義経が、性格的に多岐にわたってヤバい要素を抱えていることが、ドラマのなかでどんどん露出しはじめる。 空気を読まず、他人の思惑に疎い。 一途である反面、我慢がきか…