生物の大量絶滅と言うと、恐竜が死滅した6600万年前の白亜紀末のものが有名ですし、現在も人類によるものが急速に進行しているという話もありますが、大量絶滅で最も激しかったものはペルム紀ー三畳紀境界大量絶滅という、2億5100万年前のものでした。 さらにそれから約8000万年ほどの間の三畳紀には何度も大量絶滅が起きていました。 この原因や状況について、大量絶滅を専門に研究してきた古環境学者のリーズ大学ウィグナル教授が一般向けに易しく?解説している本です。 白亜紀末の大量絶滅の原因はユカタン半島付近に落下した巨大隕石のせいだということでほぼ決まりのようですが、ペルム紀からの大量絶滅の原因はまだ確定は…