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大軍鶏

(動植物)
おおしゃも

 大シャモと書くことも多い。昭和16年8月に天然記念物に指定された。主な飼育地は茨城県、東京都などです。我国へは徳川時代初期(1600年頃)にタイ国より導入されました。その名前は、タイ国(当時、シャム)の国名に由来します。闘鶏に用いられる他、肉質が美味なため、肉用鶏の改良素材として利用されています。体格には種々のものがありますが、からだの大きさ(雄について)により大シャモ(5.6kg)、中シャモ(4.lkg)および小シャモ(1.2kg)に分けられ、大と中は闘鶏用として、小は愛玩用としてそれぞれ飼育されています。


 http://raumenzuki.hp.infoseek.co.jp/jidori.htmを少し改変し転載。この説明は東京びいきです。この下にも説明を掲載したのでそちらも参考にしてください。


 写真はhttp://www.gene.affrc.go.jp/animal/chicken/shamo-ib.htmlより転載。この写真の軍鶏(茨城)は、茨城県養鶏試験場が東京都畜産試験場より導入した中軍鶏をもとに、維持していたものである。

このURLの説明も秀逸なので転載しておきます。
 軍鶏は、もともと東南アジアのマレー系統種であり、これらの地域から日本に渡来したと考えられている。江戸時代以後広く知られるようになったと推察される。シャモの語源は、渡来地シャム国(現在のタイ)から訛じた。

 軍鶏は、闘鶏用の品種で、肉用鶏としても使用されてきた。主な飼育地は東京都、茨城県、千葉県、青森県、秋田県、高知県である。昭和16年に天然記念物に指定された。鶏冠は三枚冠が主体で、クルミ冠に近い個体もいる。肉髯、耳朶は赤色で、ともに小さい。頚部はほとんど直立し、羽毛が少なく赤色の皮膚が裸出する。胸部がよく発達している。脚部は長く、筋肉が発達している。脚色は黄色。

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