RMPV療法を手始めとした一連の悪性リンパ腫治療も、放射線治療をも終えると最終段階だ。大量キロサイド療法と呼ばれるそれは、キロサイド(シタラビン)を大量に点滴投与するもの。シタラビンは急性白血病に使われるというが、悪性リンパ腫でも使われるという。血液脳関門を通過する薬なので脳に居座っていた自分の悪性リンパ腫にも効果があるのだろう。なによりも医師の決めた事に従う。医師と患者の信頼感が必要だ。必要な時はきちんと納得がいくまで説明していただいたのだ。 点滴は1回。それを2クール。点滴自身は1時間程度。その前に吐き気止めの点滴。そしてステロイドの点眼薬(フルメトロン)を処方される。そして何日にもわたり…