僕の体は長年の肉体労働でボロボロです。日常的に怪我も絶えません。そのスクラップ寸前のボディーを修理してもらう為、整骨院へドックインしています。家から徒歩5分圏内に何件もの整骨院が乱立していますが、僕が通うのは自転車で1時間弱の所にある、とある整骨院。 何故わざわざそんなに遠方まで通うのか?そこに「神の手」が存在するからです。ここへ行けば、嘘のように体が軽くなります。しかしそれだけが理由ではありません。 「長柄のゴッドハンド」S先生。ぼくは彼に対して、自分と同じ「少数派民族」の匂いを色濃く感じるのです。その根拠は言葉ではうまく説明できないので、とりあえず先生の愛車を見ていただきましょう。 これ、…