2020年回顧の最後。なるべく長期観点で振り返りたい。 なおポピュリズムは元々は米国ポピュリスト党(人民党、大衆党)など悪い意味はなく、大衆の支持を背景に大衆の希望を実現する面では民主主義的だ。ただしここでは、後に批判的に使われた悪い意味(大衆迎合主義)で使用する。ポイントは従来の「左 v.s. 右」ではなく、「エリート v.s. 大衆」軸の観点で、支配層(エリート)を批判して大衆迎合するため、反近代(法治より人治、反知性主義)で場当たり的で分断主義、そして差別主義や排外主義と結びつきやすい(ナチスなどもポピュリズムとされる)。 年末に「菅政権支持率40%台」が続出中だが、支持率は長期で見たい…