妻子か国か・・・妻子を選べば国もろとも殺されるは必定。 今回のための回想として描かれてもいいシーンがいくつか省かれていた。無粋な説明は不要ということか。1つは強右衛門編で信長がその妻子の顔をじっくり見ていること。他人の首ではバレる。そしてもう1つ信康と半蔵の関係性。幼き頃に遊び相手にもなっていた半蔵の介錯は妻子をなくした家康の心と同じだったと思う。 黄昏の半蔵 信長、家康、瀬名のうち誰かの意志でこの結末を変えられたか。避けられる方法は思いつかない。勝頼が裏切らなくてもどこからか漏れただろうし、それでも永遠に続く戦の世を止める方法は他にない。命を懸けてやるに値するという彼女の決心。それはまるでた…