神様は人間の様に、言葉がありませんから、世界の人間の心の掃除をなさるにも、言葉で云う事は出来ません。そこで事実を以て、御知らせ下さるので、それが人間に取っては、病気となり災難となり、事情になって現れるのであります。故に左様した事が身に現れると、直ちに懺悔したらば助かるのであって、即ち神様の思召がそれで適うた事になるのであります。 故に神様の方から云うたら、人間の病気や事情や災難は、心通りの守護をせられている事になるのでありまして、人間の方から云えば、心通りの理が現れて出ている事になるであります。それで神様は、口で云うよりもよう分かる様に身上に現してある、なれど悟りなきが残念と仰せられてあります…