ちゃんぽんストリート化する長崎新地中華街 長崎の中華街がちゃんぽんストリート化が止まらない。通常、中華街というのは、その成り立ちから、華僑会館や中華料理素材と中華料理道具、中国か台湾の茶葉を売る茶屋、中華菓子を売る菓子屋、中華雑貨を売る雑貨屋、各地方からの中華料理店などが並ぶエリアで、華僑がコミュニティを形成して、この街の中で現地の言葉を喋らなくても暮らしていける街であったはずである。長崎に唐人屋敷が1689年に開設され、新地を正方形の倉街とし、屋敷に江戸時代を通して住まわせていた。開国後は現新地町エリアに定住し、今の長崎中華街の開設につながる。 新地の倉街の名残りの一つ 正方形だった町の四隅…