本日は、認知症シリーズの最後のお話になります。今回は最重度の段階についてのお話を触れたいと思います。 重度の認知症になった段階で、身体的介護が格段に増加してくると言う事について触れてきました。最重度になると、今度は、一人では生命的な保持すら難しくなる段階になります。 まず、最重度の段階では、歩き回れる段階ではなくなってしまうため、車椅子、あるいはベッドで過ごすことが多くなります。そして、会話としては、声を上げる…と言った程度になり、断片的に単語のようなものが登場する程度です。単語と言っても、とっさに出てくる言葉で「応答言語」と言われる言葉で、例えば、熱いものを触ったときに「あちっ!」と言った感…