👆 『平安経』著者の架電氏(検閲回避のため仮名) この手があったか、と物書きとしては感服! いま、中国吉林省の高官が出版した 『平安経』という奇書が、中国で物議を醸している。 あらゆる単語の語尾に〝平安〟という文字を加え、 ただ延々と羅列しただけの本で、最初は当局から 絶賛されていたが、国内のSNSで、 「稚拙すぎる」「意味不明」「あまりに安易」 と批判が殺到するや否や、出版社は、 「そんな書籍を出版したことは一度もない」 と言い出す始末。 それで、当初、 「前例のない平安をテーマにした傑作」と、 称賛されていた本書は一転、発禁となり、 著者の架電氏も定年間近の57歳にして、 副党書記と副庁長…